福岡地区 池・川散策 雨のち晴れ

2011年5月1日
5月になりました。
昨夜は嵐みたいに風が吹いてました。怖くて眠れなかったです(ウソです。グッスリ寝ました。)
雨も降ってて、今朝、起きても天気は良くなかったのですが、午後から晴れるとのことでしたので行ってきました。

今日の目的はキイロヤマトンボの幼虫探しです。
と思って出発したのですが、
・・・
『明日は休みだし今日は遅くまでトンボ探しが出来る!キイロヤマ探しは夕方でいっか!』
と方向転換しまして、走っている途中に見えた山へと向かうことにしました。

まずは水生昆虫を求め、ある水辺へ。

水中を覗くと、とんでもない数のオタマジャクシが!
網ですくうと、オタマジャクシだらけで気持ち悪いのです。
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エネ子さんに同定ポイントを教わっていたので、これらはほとんどニホンアカガエルと思います。

『オタマジャクシだらけでゲンゴロウ類はいないな~』
『お!サンショウウオもいる!』
というわけで捕まえてみました。
カスミサンショウウオ。これはエネ子さんに写真送って同定してもらいました。
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自分は両生類はあまり知らないんです。

アメンボ類の中にオオアメンボがいたので、採ろうと追いかけていたら、何かが水面を泳いでいることに気付きました。
『ん!?何だあれは??』
『んん!?ミズスマシじゃねぇかアレは!しかも小さいミズスマシだぞアレは!』
『止水にいるミズスマシは確か福岡じゃ全部珍しいはず!』
必死で捕まえました。

オオアメンボと謎のミズスマシ。
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アップ。
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2頭捕まえまして、それぞれ体調5.5mと6mくらいです。まだ詳しく見ていませんが怪しい雰囲気がプンプンする。

さて、気をよくして、場所を変えることにしました。オツネントンボ狙いで池へ。昼過ぎになると晴れ間もでてきました。
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ホソミオツネントンボは多いのですがオツネントンボは見つからず。
ホソミオツネントンボ♂。
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他にはトラフトンボの未熟個体が摂食飛翔していたのみ。この場所はもっと色々いるはずなんですが、春の遅れのせいでしょうか。ほとんど成虫がいませんでした。

場所を変え、遠賀川水系河川へ(写真は山口川)。
晴れていたのですが、いつのまにか風がまた嵐のようになってきました。黄砂もあったようで変な天気に。
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60年以上昔になりますが、福岡初記録のキイロヤマトンボは犬鳴山で採集された個体です(白畑,1953)。
ということは犬鳴山周辺の河川に生息していたのだと思います。犬鳴山周辺の河川は多々良川、犬鳴川、山口川がパッと思いつきます。多々良川はよく行ってるのでどんな川か分かりますが、他の2河川では成虫調査を数えるほどしかしたことがありません。今の2河川をよく知っておきたいので、調べることにしていました。

山口川は上の写真のようにどこも湛水しているような感じで、川には入りませんでした。

犬鳴川。
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一通り川を走ってみましたが、良い砂底も河川林もなく、写真の場所で少し網を入れましたが、ミヤマサナエとコヤマトンボ、アオハダトンボ属しか入りませんでした。
ミヤマサナエ幼虫。
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コヤマトンボ幼虫。
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ヤマトシマドジョウ。
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昔、福岡でトンボを記録していた方々は、ほとんど亡くなっているので当時の状況を知ることができないのが残念です。
私は後の世代には現在の環境の状況は伝えておきたいです。

帰りに以前水抜きをしていた池に寄りました。環境写真は撮り忘れました。
アオイトトンボ幼虫。
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シオカラトンボ幼虫。
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タイコウチ。
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今日は天気が回復したため、頭の中でミスチルの「雨のち晴れ」がずっと流れていました。近頃すっかり忘れてたけど自分はミスチル世代だったことを思い出しました。
GW。明日も仕事じゃない。今のこの時間が幸せです。

オシマイです。

by bobtuck | 2011-05-01 22:07 | 福岡地区  

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