久留米地区 池散策 いちサラリーマン

2011年10月22日
雨との予報だったので、進んでいなかった内業を済ませようと考えていたんですが(近頃、夜になると頭痛がひどくPCを見るのもきつい)、ふと窓から南の方の空を見ると太陽が少し見えるようです。そして福岡地方平野部は風が強い感じです。

という訳で風があまり吹かないであろう久留米内陸部方面行きを敢行しました。
この秋はコバネアオイトトンボ探しに力を入れたいと言ってましたが、迷アカネが飛来してしまったので、全然コバネアオイトトンボを探しに行けなかったのです。

さて、春に行った池で可能性を感じた池があったので、そこに行くことにしました。
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種名はよくわからないのですが、カヤツリグサ科っぽい植物が覆い茂っているのです。なんかカンガレイとは違う感じの植物っぽいのですが、とにかくイっぽい植物が覆い茂っているのです。日本語おかしいですね。意味を汲みとっていただけたらありがたいです。

天気が悪いのも影響してか(今日は終日どん曇りだった)、トンボもあまり活発ではありません。
アオイトトンボ連結産卵。
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マユタテアカネ♂。
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アジアイトトンボ♀産卵。
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アオモンイトトンボ交尾。
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アオイトトンボはそこそこいるのですが、どれだけ探しても目的のコバネアオイトトンボは見つかりませんでした。
今日はもう帰ろうかな~と思ったんですが、この場所からそう遠くない場所にコバネアオイトトンボの既知産地があることを思い出したので、状況を見に行くことにしました。

福岡県のコバネアオイトトンボですが、記録上は1950年代は田川地区で多数記録されており、能古島でも記録があります。70年代に県南地域で1ヶ所、80年代に北九州市で1ヶ所(北九州の産地は個人的には疑問に思っている)の記録です。1990年代以降は3ヶ所、未発表産地1ヶ所の計4ヶ所しかありません。
現在、県内で確実に知られている記録上の産地はおそらく1ヶ所のみでしょう(未発表産地もどれだけ探しても今は見つからないので)。県内にはほとんどトンボ屋がいないから調査不足もあるので、今後見つかる可能性はあるとは思いますけど。
以前にも書きましたが、とにかく、この残る1ヶ所の産地は、色々あって今とても危ないのです。既知産地には行かない主義の自分ですが、これまた色々と事情があるので行ってきました。
立ち入り禁止の場所なんで、呼び止められてしまったのですが、腕章と県からの身分証を見せ説明したところ許可してもらいました。初めて身分証が役立ちました(笑)

久しぶりに訪れた池はだいぶ変わっていました。オオフサモが覆い茂って水面がほとんどありませんでした。大丈夫なんでしょうか?前からここはノシメトンボが他地域よりは多かったのですが、ノシメトンボ増えすぎでは?池の乾燥化が進んでる証拠なんじゃないの?と心配になりました。
ナツアカネ♂。
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かろうじて、コバネアオイトトンボを確認することが出来ました。
コバネアオイトトンボ♀。
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天気も悪かったし、あまりここに来ることはないから実態はよくわかりませんが、まさかこれ1頭だけってことはないとは思いますけど・・。ただ、池を見て本当に心配になってしまいました。
福岡県のコバネアオイトトンボ。行く末が心配でならんです。

10月は県内隅々まで調べたいのですが、私はいちサラリーマンでありますから、今の自分ではこの調査頻度が限界ですね。

オシマイです。

by bobtuck | 2011-10-22 18:41 | 久留米地区  

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