鹿児島でのヤゴ探し①

2011年12月31日
さて帰省期間中、年の瀬の昨年12月31日に2011年最後のトンボ探しに行ってきました(もう2011年はトンボ探しはしないとか言っときながら…)。
場所は鹿児島市内の永田川支流の某小河川です。

自分は鹿児島市の桜ヶ丘という場所で育ちました。
で、高校生の頃(1994~1996年頃)は桜ヶ丘から自転車で20分程の永田川という川の上流域やその支川でよく蝶やトンボを調べていたのです。この永田川上流域では鹿児島市内ではとても珍しいトラフシジミも採集しましたし、某支川では目の前で明らかなサカハチチョウがいたのに逃げられてしまったので(サカハチチョウも鹿児島市内ではとても珍しい)、この地域は他にも何か残ってるんじゃ?と思って当時は頻繁に調査してたんです。
その当時確認した種は紙媒体に記録済みですが、当時はまだ高校生。移動手段も自転車だったので胴長なんか持ち歩く習慣もなくトンボは成虫調査のみ。何しろ桜ヶ丘という場所は坂道がとてつもない坂なんで胴長を自転車に積んで登ることが不可能でありました。
それで今回、調査してみたんです(ヒマだったんで)。

永田川支流の某支川。自分の青春の地です。
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この某河川はトンボだと最上流域にムカシトンボとミナミヤンマがひょっとしたら生息しているのでは?と思ってました。ムカシトンボは薩摩半島南限が烏帽子岳(当時)だったので、ここにもいるかもしれないと思ってました。

川沿いのこの場所は、昔は湿地がありハッチョウトンボもいました。以前はマイコアカネも多産しました。湿地はまだありますが、もういないだろうな。
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最上流域のこの場所で網を入れることにしました。
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コケ具合も良いので
『ホントにムカシトンボいるんじゃね?』
と思わせてくれます。

少し気になったのがサワガニ。この川のものは皆、色が白い。
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コヤマトンボ幼虫。
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アサヒナカワトンボ幼虫(雰囲気が福岡のものと何か違和感を感じる)。
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コオニヤンマ幼虫。
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オジロサナエ幼虫。(成虫調査だと全く見つけられなかった)
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ヤマサナエ幼虫。
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オニヤンマ幼虫。
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ミルンヤンマ幼虫。
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ヒメクロサナエが全く網に入らないのが不思議です。この地域は少ないですからね。

ムカシトンボは残念ながら網に入りませんでした。
でも、何と、もう一つの目的ミナミヤンマが網に入ったのです。
ミナミヤンマ幼虫。
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『グォー!オニヤンマと全然違うじゃん!』
初見のヤゴですが、オニヤンマと全く違う雰囲気に大興奮でした。
本当にこの川に生息しているとは思ってもいなかったのです。
まさか実家近所にミナミヤンマが生息しているとは想像もしていませんでした。

左ミナミヤンマ幼虫。右オニヤンマ幼虫。ミナミヤンマの前脚は独特だ。
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やはり、トンボ調査は成虫と幼虫を探してこそ、本当の実態がわかるものだと改めて思い知らされました。

こうやって2011年最後のトンボ探しは終わったのです。
オシマイです。

by bobtuck | 2012-01-03 22:47 | 遠い場所 | Comments(0)  

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