久留米地区 川散策 涙がキラリ

2012年2月12日
前日は移動がつらくて、かなり疲れていたのですが、今日も朝からヤゴ探しに行ってきました。自分はこの2連休に賭けてたんです。
休日にピークをもってくるよう体調管理をしているのは社会人失格なんでしょうか(笑)

さて、今日もキイロヤマトンボを狙って、久留米方面の川へ行くことにしました。天気も良くてよいヤゴ日和でした。ウグイスも囀ってましたし、今日は暖かかったです。
場所は久留米方面の1級河川です。
e0002314_20181091.jpg

今日は支川ではなく本川なので、どこも川幅が200m以上もあります。大河を見て、どこを攻めたらいいのかわからなくなって・・・という感じです。
この場所、砂底って言うよりは、砂泥底といった感じです。
『これはもしかして、おこぼれのナゴヤサナエが浅いところにいて網に入るんじゃね??』
という助平心がでてきまして、まずは砂泥に狙いを絞りました。
ダビドサナエ幼虫。
e0002314_2023590.jpg

コオニヤンマ幼虫。
e0002314_20231823.jpg

コヤマトンボ幼虫。
e0002314_20234221.jpg

やはり最難関のナゴヤサナエのヤゴ。この時期、簡単には入るわけがありません。

川の中にゴムが捨てられていました。これはシバ漬漁の役目になってるんではないか?と思ったので川岸に引き上げてみることに。
e0002314_20275958.jpg

ヤゴは何も入っていませんでしたが、アリアケギバチが入ってました!
e0002314_20284441.jpg

e0002314_20291526.jpg

この魚、面白い顔といい、変な泳ぎ方といい好きだな。ちなみに昨日はギギを狙っていたんだけど、網に入りませんでした。ギギを久しぶりに見てみたい。

砂の蹴り過ぎで股関節が相当痛くなってきましたが、どうしても諦めきれないので、砂泥掬いを延々とやってたんだけど、昼過ぎには観念してしまいました。

さて、場所を変えることに。
川沿いを走って、いつものように場所探しです。大河ですから、場所選びに苦労します。時間をとても食いました。支川に逃げようかと何回も迷いました。白い画用紙に黒い点を書いていくような感じです。こんな作業は大変です。
湛水している場所も多く、砂底もあまり見えませんが、何となく良さそうに感じた場所があったので、そこに行ってみることに。
日も暮れてきました。
e0002314_2040182.jpg

ほとんど砂底がありませんが、1ヶ所だけ砂底の場所がありました。しかも、かなりシルト状になっています。
e0002314_20415965.jpg

ダビドサナエ幼虫。
e0002314_20432997.jpg

ミヤマサナエ幼虫。
e0002314_2044154.jpg

コヤマトンボ幼虫。
e0002314_20443240.jpg

これはカゼトゲタナゴな気がしますが(分かりません!)。
e0002314_20445141.jpg

スナヤツメも入りました。しかも成魚。
e0002314_20462851.jpg

なんか違和感を感じるナベブタムシも入りました。
これってひょっとしてトゲナベブタムシではないっすかね??
e0002314_2050774.jpg

アップ。
e0002314_20492942.jpg

(念のため持ち帰ったんですが、ルーペで見るとナベブタムシより明らかに尖がってるんですよ。)

スナヤツメも複数いて、謎のナベブタムシも入りましたんで
『これはいけるのでは??』
と思い延々と網を入れますが、キイロヤマトンボは入りません。

諦めかけた時、掬った網の中に白い腹をしたヤゴが入っているではありませんか。
最初はアオサナエのヤゴの腐った死体だと思ったんですが、
『うぉーーー!』
『入ったーー!』
キイロヤマトンボでした!
e0002314_20563266.jpg

ついに、あの川以外のキイロヤマトンボが入りました。

涙が出てきたんです。人生初の嬉し涙が・・
今まで嬉し涙なんて流れる訳ねーじゃんとか思っていたんですが、無意識に涙が出てしまいました。
苦労しました。努力してきて良かったっす。
誰も見てないし、中州でバンザイしてました。

久留米方面では約30年振りの確認で、場所的には新記録市町村になると思います。生き残っていてくれて本当に良かったです。これで、この地区の調査が一気に進むことを望みます。
オシマイです。

by bobtuck | 2012-02-12 21:29 | 久留米地区 | Comments(9)  

Commented by こぺんた at 2012-02-12 21:37 x
ぬわー!!

すっごく自分好みの記事ですw


タナゴはカゼトゲであってますよ!


佐賀でトゲ見たときはもうちょっと尖ってた気がします
自分は単体だとわかりませんが…
Commented by つばさ2号 at 2012-02-12 22:59 x
やりましたね!!
いつもながら何が出るかわからない環境が羨ましいですね。

キイロヤマはけっこうタフなヤツで、多少水が汚れても自然度
の高い環境があれば生き抜く力を持っています。残念ながら
わが県は開発され過ぎました。普通種以外の生息地はみな
貴重な場所で、もしキイロヤマが飛来産卵しても定着する
場所が残ってません。
隣県も軒並み水が汚れていて、砂川も少ないので、今の産地
が開発されないことを祈るのみです。
Commented at 2012-02-13 00:01 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2012-02-13 00:27 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by bobtuck at 2012-02-13 20:36
こぺんたさん、こんばんは。
カゼトゲどうもありがとうございます。まだ魚はうといのですが少し自信がつきました(笑)
このナベブタムシまだ幼虫なんですよね。家でまだ元気に泳いでいますが、見れば見るほど尖ってるんですよね。普通のナベブタムシってもっと丸みがあったような・・
Commented by bobtuck at 2012-02-13 20:41
つばさ2号さん、どうもありがとうございます。
長年の苦労が報われたので、ビールが美味い日でした。
とりあえずプレッシャーから開放されたので、今後は楽な気持ちで探していこうと思います。多分、もっと産地はあると思ってます。
自分は今後、開発されそうな場所があったら、物申していきたいと思ってます。
Commented by bobtuck at 2012-02-13 20:42
非公開でコメントいただいた○○さん。先程メールを送っておきました。
楽しみにしてまーす。
Commented by おいかわ丸 at 2012-02-14 12:43 x
おぉ・・そのナベブタムシは幼虫ですが怪しい。
手元のナベブタムシ幼虫画像とは違うように見えます。
筑後川水系では2001年に1個体の記録があり、
それが福岡県で最後の記録です。
むぅやはりあのあたりか・・
Commented by bobtuck at 2012-02-14 16:02
おいかわ丸さん、コメントどうもありがとうございます。
そう、残念ながら幼虫なんですよね。いつも見ているナベブタムシと雰囲気の違いを感じましたんで一応捕獲しときました。
あとで詳細をメールしておきますね。

<< 久留米地区 川散策 男旅 北九州地区 川・細流・湿地散策... >>