久留米地区 川散策 ずっと忘れない

2012年3月18日
3月も中旬になっているのになかなか春らしい天気にならないです。昨日やっとモンシロチョウを見ました。
今年のムカシトンボの羽化はだいぶ遅れるんじゃないですか??4月8日頃でも厳しそうですね。

さて、今日も久留米方面の川に行ってきました。雨は降らないと思っていたんですけど、小雨がずっと降ったりやんだりでした。
この地区の川は、成果はともかく、できるだけ川の中に実際入っておきたいんです。川床を感じることが大事なんです。
最初の川。
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この川もこれまで何回か調べたことがあります。砂底はなかったです。網を入れてもアオハダトンボ属の若いヤゴが数頭のみ。ダム直下から本川までの距離が短いので、トンボの数が少ないことは予想はしていました。

さて、雨が強くなってきました。車の中でパワプロをして過ごしていたのですが、なかなかやみません。中流域は濁っていて、川底が見えにくいため、残りの時間は上流域でヤゴ探しをすることにしました。
辿り着いた場所。
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ヒメクロサナエ幼虫。
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クロサナエ幼虫。
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ムカシトンボ幼虫。
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さて、
『時間もないし次の場所!』
と思って片付けていたら、山道をおじいさんが歩いてきました。声を掛けられたので話をしていたのですが、このおじいさんの話がまた長いこと・・
最初はこの川についての昔の話だったのですが、戦時中のお話から、おじいさんの武勇伝の話に・・
「おじいちゃん、わかったからもう勘弁してくれ」と思ってたのですが、人生の大先輩には耳を傾けねばならないと私は育てられたため、話を延々と聞くハメに。

『昔は月給がしぇんえんだった』
『近くの学校のしぇんしぇいがね・・・』
福岡は南下するほど、『せ』→『しぇ』率が低くなるのかと思っていたのですが、久しぶりにバリバリの『しぇんえん』を聞いたのでした。

さて、1時間以上ロスしてしまい、時間は16時になっていたのですが、徐々に日が差しはじめたので、もう少し頑張ってみることにしました(普段なら絶対に帰ってる時間です)。
ヤクシマトゲオトンボの場所に行ってみることにしました。
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トゲオトンボの幼虫は九州内ですと北上するほど見つけにくくなる印象があります。場所が限られてくることもありますが、鹿児島や宮崎に比べると、九州北部の方は薄暗さのレベルが高くなる印象があります。少しだけ見つけることができました。
ヤクシマトゲオトンボ幼虫。
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実はこの産地、ダムの底に沈んでしまうことになると思います。付近にも沢が何本もありますので、山の中に入って調べてみたら、このあたり一体にもきっとトゲオトンボは生息しているでしょう。悔しいですけど、もうどうすることもできませんから、せめてこの地域のトゲオトンボを標本に残して、生息していたことを記録しておくことことが人間としてのせめてもの償いでしょうか。
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ダムに沈む準備が痛々しい。

付近の川で網を入れてみることにしました。
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オニヤンマ幼虫。
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ダビドサナエ属sp.幼虫。メスだったので同定できなかった。クロサナエだと思うのに。
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ヒメクロサナエ幼虫。
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そういう訳で、今日は結構動いたのでした。
いつの間にかガソリンの値段が上がってますね。勘弁して欲しいです。

オシマイです。
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by bobtuck | 2012-03-18 22:42 | 久留米地区 | Comments(0)  

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