久留米地区 川散策 たまには真面目なのです

2012年11月24日
今、福岡県のトンボ全種の分布図を作成しているんです。分布表は色んな印刷物が出る毎にすぐ更新していけるのですが、それを図面に落としていく作業もしているのです。
どんな用途があるかわからないから、年代別に分けてみたり、成虫・幼虫で色分けしたり、採集記録・目撃記録で色分けしたり等で色んなパターンでやっているのですが、これがまた非常に大変な作業で・・(特に普通種が)。できるだけ細かく作成したいから、細かく作業を進めているのですが、たまに何がなんだかわかんなくなってきます(特に普通種が)。

で、その作業をやっていてどうしても気になることがでてきました。
福岡のニホンカワトンボの分布です。県南部では全く記録がないのです。筑後川水系では本川より北側の水系にはチラホラと記録はあるのですが、南側の水系では記録もなく、矢部川水系でも全く記録がありません。多分、矢部川だったら生息しているかもしれないでしょうけど、『記録上』はないのです。まだ詳しいことは内緒なんですけど、このトンボの県内分布って面白いんですよ。

今日は仕事の関係で午前中はどうしても離れることができませんでした。
で、案外早く終わったので、開放された夕方に、県南部へ行ってみることにしました。高速ですっ飛んで行きました。

寝ても覚めてもトンボのことが頭から離れないのです。例え30分でもいいから調べたいのです。
という訳で某川で網を入れました。
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コヤマトンボ幼虫。
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ニホンカワトンボ幼虫。
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ダビドサナエ属sp.幼虫。
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↓ハグロトンボとアオハダトンボは属が分かれてしまったので、何とも表現がしにくいヤゴになってしまいました。底生動物屋はどうすんだろか。
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ニホンカワトンボは1個体のみでした。なぜか全然採れませんでした。県南地域は少ないんでしょうかね。それとも探し方が悪かったんでしょうかね。でもこの1個体で十分です。新記録市町村になりますし。これから解明していこうと思います。

ニホンカワトンボはアサヒナカワトンボと酷似しているから同定が難しいですが、ずっとヤゴを採り続けている人は、例え尾鰓がなくても両種が雰囲気で全然違うことに気付いていると思うんです。ニホンカワトンボの幼虫は採集しやすいから県南部でも調べやすいと思うのです。
ニホンカワトンボは九州南部だと稀種になってしまいますし、熊本のニホンカワトンボの個体数のことはよくわかりません。福岡南部のニホンカワトンボを探すということで、県南部には重点的に今後通っていこうと思います。

オシマイです。
あ、今日は珍しく真面目に更新しました笑。

by bobtuck | 2012-11-24 23:59 | 久留米地区 | Comments(4)  

Commented by おーたむぐっど at 2012-11-25 10:17 x
お久しぶりです。
この言葉に感動しました!
「寝ても覚めてもトンボのことが頭から離れないのです。」
今,モチベーションが落ちている自分には,bobtuckさんの情熱が刺激になります^^
仕事に負けず頑張ってください。
と,仕事に負けてしまっている自分が言うのも何ですが^^;
Commented by bobtuck at 2012-11-25 19:55
おーたむさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
正確にはどうやったら福岡のトンボを守ることができるかな?ということばかり考えてるんです。
そのためには調べるしかないという結論なんです。
自分も長崎組の情熱に刺激をもらっています。共に九州の地から盛り上げていきましょう。
Commented by 島根っ子 at 2012-11-26 23:19 x
恥ずかしながらアオハダとハグロが分かれたのは初耳です。
アオハダは一応重要種にかかりますので、下手に同定出来ませんね!科で止めるのが無難な気がします。
Commented by bobtuck at 2012-11-27 21:04
島根っ子さん、先の連休は残念でした。ごめんなさい。島根っ子さんのぶんまで頑張ろうと動いてました。

結構色々分かれてますよね。
自分はヤゴの完璧な同定が出来る人なんて日本にほとんどいないと思ってます。ベントス関係は全部そうじゃないですかね。下手な同定は恥で済まない時がありますからね。
わからんもんはわからん!でやってます(笑)
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