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久留米地区 川散策 ずっと忘れない

2012年3月18日
3月も中旬になっているのになかなか春らしい天気にならないです。昨日やっとモンシロチョウを見ました。
今年のムカシトンボの羽化はだいぶ遅れるんじゃないですか??4月8日頃でも厳しそうですね。

さて、今日も久留米方面の川に行ってきました。雨は降らないと思っていたんですけど、小雨がずっと降ったりやんだりでした。
この地区の川は、成果はともかく、できるだけ川の中に実際入っておきたいんです。川床を感じることが大事なんです。
最初の川。
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この川もこれまで何回か調べたことがあります。砂底はなかったです。網を入れてもアオハダトンボ属の若いヤゴが数頭のみ。ダム直下から本川までの距離が短いので、トンボの数が少ないことは予想はしていました。

さて、雨が強くなってきました。車の中でパワプロをして過ごしていたのですが、なかなかやみません。中流域は濁っていて、川底が見えにくいため、残りの時間は上流域でヤゴ探しをすることにしました。
辿り着いた場所。
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ヒメクロサナエ幼虫。
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クロサナエ幼虫。
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ムカシトンボ幼虫。
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さて、
『時間もないし次の場所!』
と思って片付けていたら、山道をおじいさんが歩いてきました。声を掛けられたので話をしていたのですが、このおじいさんの話がまた長いこと・・
最初はこの川についての昔の話だったのですが、戦時中のお話から、おじいさんの武勇伝の話に・・
「おじいちゃん、わかったからもう勘弁してくれ」と思ってたのですが、人生の大先輩には耳を傾けねばならないと私は育てられたため、話を延々と聞くハメに。

『昔は月給がしぇんえんだった』
『近くの学校のしぇんしぇいがね・・・』
福岡は南下するほど、『せ』→『しぇ』率が低くなるのかと思っていたのですが、久しぶりにバリバリの『しぇんえん』を聞いたのでした。

さて、1時間以上ロスしてしまい、時間は16時になっていたのですが、徐々に日が差しはじめたので、もう少し頑張ってみることにしました(普段なら絶対に帰ってる時間です)。
ヤクシマトゲオトンボの場所に行ってみることにしました。
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トゲオトンボの幼虫は九州内ですと北上するほど見つけにくくなる印象があります。場所が限られてくることもありますが、鹿児島や宮崎に比べると、九州北部の方は薄暗さのレベルが高くなる印象があります。少しだけ見つけることができました。
ヤクシマトゲオトンボ幼虫。
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実はこの産地、ダムの底に沈んでしまうことになると思います。付近にも沢が何本もありますので、山の中に入って調べてみたら、このあたり一体にもきっとトゲオトンボは生息しているでしょう。悔しいですけど、もうどうすることもできませんから、せめてこの地域のトゲオトンボを標本に残して、生息していたことを記録しておくことことが人間としてのせめてもの償いでしょうか。
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ダムに沈む準備が痛々しい。

付近の川で網を入れてみることにしました。
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オニヤンマ幼虫。
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ダビドサナエ属sp.幼虫。メスだったので同定できなかった。クロサナエだと思うのに。
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ヒメクロサナエ幼虫。
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そういう訳で、今日は結構動いたのでした。
いつの間にかガソリンの値段が上がってますね。勘弁して欲しいです。

オシマイです。

by bobtuck | 2012-03-18 22:42 | 久留米地区 | Comments(0)  

久留米地区 川散策 DIVE TO BLUE

2012年2月25日
待望の土日です。ここ1週間は天気予報チェックに余念がありませんでした。
しかし、この土日はあまり天気が良くないようです。
けどまぁ、今日は降ってもどうせ小雨だろうと思い、出発することにしました。自分は嵐でもない限りは、この冬は出撃します。

今日も久留米方面です。ここのところ久留米方面通いが続いています。遠いのですが、豊前方面と比べたら遥かに近く感じます。
とある1級河川へ。
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この川は、ほとんどが礫底であることは以前から知っていて、ホタル有名地以外は川岸に植生もあまりなく、キイロヤマトンボはあまり期待していませんでしたが、一応、この前のキイロヤマトンボ確認の例もあるので、念のため調べることにしました。

ざっと走って砂底を探しますが、やはり砂底がありそうな場所がありません。昔、よくこの川に来ていてよく知っているので、これは予想通りです。
という訳で、この時期ヒメサナエがいそうな場所があったのでヒメサナエを狙うことに。
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ヒメサナエはすぐ確認できました。

ヒメサナエ幼虫。
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オジロサナエ幼虫。
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左オジロサナエ。右ヒメサナエ。
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ダビドサナエ幼虫。
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コヤマトンボ幼虫。
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ここで悲劇が起こりました。
石に生えたコケで滑ってしまい、川にダイブしてしまったのです!
人生初の『頭からダイブ!』
体を洗ったあとの猫のような悲しい姿になってしまいました。今まで転びそうで転ばなかったんだけどな・・。
これだから礫河川はイヤなんです。

さらには胴長に穴が空いているので水が入ってきてしまい(穴のことはすっかり忘れていた)、水びたしになりました。先日、緊急で夏用胴長を買ったのですが、買って2回目使用で穴とは・・。赤字だ・・

さらには、タモ網も限界が近づいてきました。
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得意の結束バンド修理をしますが、何とも貧乏臭い網になってしまいました。
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相変わらず雨は降っていまして、しかも強くなってきましたが、別の川へ行ってみることに。土曜日の動ける日は出来るだけ、時間をかけて調べたいんです。
何年もずっと砂底探しをしているわけですから、地形図を見ただけで砂がたまりそうな場所がわかるようになってきました。次の川も礫河川なんですが、『ここは絶対砂がたまるだろう!』というような場所が地図上にあります。
ビンゴでした。
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流れ的に、おそらく、この川の砂は全部ここにたまるようになっているのです。川底は全部が砂~砂泥です。
ダビドサナエ幼虫。
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コオニヤンマ幼虫。
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コヤマトンボ幼虫。
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ヒメサナエ幼虫。
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アオハダトンボ属sp.幼虫。
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ミヤマサナエ幼虫。
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アジアサナエ属sp.幼虫。
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キイロサナエ幼虫。
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アオサナエ幼虫。
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最初は堰のある下流側の砂泥でミヤマサナエが採れはじめ、上流側で砂底が強くなってくるとキイロサナエも入りだし、さらにはアオサナエまで確認できました。
このパターンはまさに典型的なキイロヤマトンボの採れるパターンなのですが、
残念ながら・・
本当に残念ながら・・

キイロヤマトンボは確認することが出来なかったのです。無念!
というか、この川にはいない気がする。満遍なく掬ったし・・(そう思いたいっす)。けど、可能性ゼロではないので、今度はもっと広範囲で調べてみたいです。
とにかく、個人的にはアオサナエの確認が出来て良かったです。

夕方になるといよいよ雨が強くなってきてしまったので、今日はこれで終了することにしました。
オシマイです。

by bobtuck | 2012-02-25 22:09 | 久留米地区 | Comments(2)  

久留米地区 川散策 涙がキラリ

2012年2月12日
前日は移動がつらくて、かなり疲れていたのですが、今日も朝からヤゴ探しに行ってきました。自分はこの2連休に賭けてたんです。
休日にピークをもってくるよう体調管理をしているのは社会人失格なんでしょうか(笑)

さて、今日もキイロヤマトンボを狙って、久留米方面の川へ行くことにしました。天気も良くてよいヤゴ日和でした。ウグイスも囀ってましたし、今日は暖かかったです。
場所は久留米方面の1級河川です。
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今日は支川ではなく本川なので、どこも川幅が200m以上もあります。大河を見て、どこを攻めたらいいのかわからなくなって・・・という感じです。
この場所、砂底って言うよりは、砂泥底といった感じです。
『これはもしかして、おこぼれのナゴヤサナエが浅いところにいて網に入るんじゃね??』
という助平心がでてきまして、まずは砂泥に狙いを絞りました。
ダビドサナエ幼虫。
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コオニヤンマ幼虫。
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コヤマトンボ幼虫。
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やはり最難関のナゴヤサナエのヤゴ。この時期、簡単には入るわけがありません。

川の中にゴムが捨てられていました。これはシバ漬漁の役目になってるんではないか?と思ったので川岸に引き上げてみることに。
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ヤゴは何も入っていませんでしたが、アリアケギバチが入ってました!
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この魚、面白い顔といい、変な泳ぎ方といい好きだな。ちなみに昨日はギギを狙っていたんだけど、網に入りませんでした。ギギを久しぶりに見てみたい。

砂の蹴り過ぎで股関節が相当痛くなってきましたが、どうしても諦めきれないので、砂泥掬いを延々とやってたんだけど、昼過ぎには観念してしまいました。

さて、場所を変えることに。
川沿いを走って、いつものように場所探しです。大河ですから、場所選びに苦労します。時間をとても食いました。支川に逃げようかと何回も迷いました。白い画用紙に黒い点を書いていくような感じです。こんな作業は大変です。
湛水している場所も多く、砂底もあまり見えませんが、何となく良さそうに感じた場所があったので、そこに行ってみることに。
日も暮れてきました。
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ほとんど砂底がありませんが、1ヶ所だけ砂底の場所がありました。しかも、かなりシルト状になっています。
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ダビドサナエ幼虫。
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ミヤマサナエ幼虫。
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コヤマトンボ幼虫。
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これはカゼトゲタナゴな気がしますが(分かりません!)。
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スナヤツメも入りました。しかも成魚。
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なんか違和感を感じるナベブタムシも入りました。
これってひょっとしてトゲナベブタムシではないっすかね??
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アップ。
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(念のため持ち帰ったんですが、ルーペで見るとナベブタムシより明らかに尖がってるんですよ。)

スナヤツメも複数いて、謎のナベブタムシも入りましたんで
『これはいけるのでは??』
と思い延々と網を入れますが、キイロヤマトンボは入りません。

諦めかけた時、掬った網の中に白い腹をしたヤゴが入っているではありませんか。
最初はアオサナエのヤゴの腐った死体だと思ったんですが、
『うぉーーー!』
『入ったーー!』
キイロヤマトンボでした!
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ついに、あの川以外のキイロヤマトンボが入りました。

涙が出てきたんです。人生初の嬉し涙が・・
今まで嬉し涙なんて流れる訳ねーじゃんとか思っていたんですが、無意識に涙が出てしまいました。
苦労しました。努力してきて良かったっす。
誰も見てないし、中州でバンザイしてました。

久留米方面では約30年振りの確認で、場所的には新記録市町村になると思います。生き残っていてくれて本当に良かったです。これで、この地区の調査が一気に進むことを望みます。
オシマイです。

by bobtuck | 2012-02-12 21:29 | 久留米地区 | Comments(9)  

久留米地区 川散策 ショックデカの助!

2011年12月25日
今日はクリスマスです。プレシャスナイト!!
世間は浮かれているのかもしれませんが、私にとっては貴重なトンボ連休最終日です。
空いてる時間は1分1秒でもトンボ探しに行きたいのです。
我ながら、なんとつまらん奴なんでしょう(笑)

という訳で久留米方面へ行ってきました。
走っていると、
『こ・・・これは・・!』
というような風景に出会いました。
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『こ・・・この環境は・・!』
『こ・・・この感覚は覚えがある』
見事な砂底河川です。しかも川岸に竹林まであります!
以前、この川の上流地点でも探したことはあったのですが、この風景を見てしまうと、もう調べずにはいられません。

という訳で、今日はこの場所で網入れをすることに。
さて、実は私も今日から新網を導入しました。
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先日、エネ子さんが購入した網と同じものを。頑丈で使いやすそうだったので同じものを購入したのです。自分は網の使い方が荒く、すぐに駄目にしてしまうため、タモ網は消耗品という考えを持ってますので安い網ばかり使っていました。今回のは¥2500超えです。
この網は私の酷使にどれくらい耐えてくれるのでしょうか。

エネ子さんと全く同じ網ですので、名前を書いておくことに。
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エネ子さんの網にも『エ』と勝手に書いておきました(笑)。怒らんといてくださいね~
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実は私の車の後部座席は福岡自然研究部の倉庫となっているのです。
エネコさん使用のタモ網もサデ網もセルビンも全部積んだままにしているのです。
そしてエネ子さんの網を勝手に使う勇気は出なかったのです・・

さて、そんな訳で上の写真の場所で網入れをすることにしたのであります。
黙々と網を入れますが、魚ばかりでなかなかヤゴが入りません。カマツカとカワムツとイトモロコやドンコばかり。
砂底バロメーターのモンカゲロウすらもなかなか入りません。
『そんな馬鹿な!』
と、数時間黙々と網を入れますが、本当にヤゴが入りません。

・・・

・・・

『こいつは・・・やっちまったかな』

・・・

・・・


そう、まさかのタコボウズだったのです。
ガーン・・

まさかのアオモンイトトンボ属とアオハダトンボ属のみ。
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これはショックが大きかったです。筑後川の下流域でもダビドサナエくらいは入るのに・・
今日は頑張り過ぎたため、もう他の地点を回る気力もなくなったので、この地点のみで撤収することにしました。
なんか、今年はずっとこんな1年だったな。

今日はもう一つショックが大きいことが・・。
帰りにキイロヤマトンボの既知産地を覗いてみたときのことです。
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工事してました。モウソウチク林も全く無くなってしまってます。事前からわかってはいたんだけど、実際目の当たりにすると、とてつもないショックが・・。
ここは成虫も幼虫も一番個体数が多いポイントだったからですね。伐採した竹をのせたトラックや川の中をユンボが走行しているのを見ると悲しい気持ちになりました。しかも日曜日の今日も工事しているし・・。
意味がないのはわかってますが、作業員を睨みつけてやりましたよ。
色々な人を案内したり、毎朝のように羽化殻を探した場所だっただけに、今日だけの光景を見ると、なんか思い出の場所が消えさってしまいそうな気がしました。
何言っても仕方ないので、ちゃんと要望書の通りに工事をしてくれて、あとは良いふうに護岸されることを願うのみです。
今後、こういう経験することが増えていくのかもしれません。だったら嫌ですね。

オシマイです。

by bobtuck | 2011-12-25 21:31 | 久留米地区 | Comments(2)  

久留米地区 川散策 最果てなどないと知る

2011年12月10日
忘年会シーズンです。ウコンを飲んで乗り切りましょう!

昨夜は軍団山本の幹部忘年会でした。軍団山本の忘年会は行われてるのか詳しくは知りませんが、幹部忘年会だけは毎年行われるのです。今回はエネ子さんも参加しましたので幹部忘年会は盛況でした。
今年を『クソな1年だった』と振り返ってたら全員に怒られました。

で、結構飲んでまして、帰宅は深夜でして、さらに寝る前に知人から借りていた魔法陣グルグルを読んでいたら、起きるのが遅くなってしまいました(久しぶりに読むと面白い!昔は全巻持ってたんだけど売ってしまったので・・)。

時間的に微妙だったのですが、ふと昔、立花町(現八女市)の里山でとても良さそうな池を見たことがあったのを思い出したので、一気に行ってみることにしたのであります。熊本との県境。福岡の南の果てです。
しかし、その池を見たのは10年近く昔です。山道を散々走り回りましたが、池を見つけることが出来ませんでした。道を全く思い出せなかった。記憶ってのはいつか忘れてしまうものです。覚えてるうちは大切にしないといけません。

仕方ないので川で網入れすることに。
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コヤマトンボ幼虫。
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コオニヤンマ幼虫。
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ダビドサナエ幼虫。
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オナガサナエ幼虫。
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地図に載っていない山道をずっと走っていたら気が遠くなりました。福岡県内にこだわって調べていますが、県内でも最果てなんかないのかもなーと思ったのであります。
オシマイです。

by bobtuck | 2011-12-10 22:01 | 久留米地区 | Comments(0)  

久留米地区 池散策 いちサラリーマン

2011年10月22日
雨との予報だったので、進んでいなかった内業を済ませようと考えていたんですが(近頃、夜になると頭痛がひどくPCを見るのもきつい)、ふと窓から南の方の空を見ると太陽が少し見えるようです。そして福岡地方平野部は風が強い感じです。

という訳で風があまり吹かないであろう久留米内陸部方面行きを敢行しました。
この秋はコバネアオイトトンボ探しに力を入れたいと言ってましたが、迷アカネが飛来してしまったので、全然コバネアオイトトンボを探しに行けなかったのです。

さて、春に行った池で可能性を感じた池があったので、そこに行くことにしました。
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種名はよくわからないのですが、カヤツリグサ科っぽい植物が覆い茂っているのです。なんかカンガレイとは違う感じの植物っぽいのですが、とにかくイっぽい植物が覆い茂っているのです。日本語おかしいですね。意味を汲みとっていただけたらありがたいです。

天気が悪いのも影響してか(今日は終日どん曇りだった)、トンボもあまり活発ではありません。
アオイトトンボ連結産卵。
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マユタテアカネ♂。
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アジアイトトンボ♀産卵。
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アオモンイトトンボ交尾。
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アオイトトンボはそこそこいるのですが、どれだけ探しても目的のコバネアオイトトンボは見つかりませんでした。
今日はもう帰ろうかな~と思ったんですが、この場所からそう遠くない場所にコバネアオイトトンボの既知産地があることを思い出したので、状況を見に行くことにしました。

福岡県のコバネアオイトトンボですが、記録上は1950年代は田川地区で多数記録されており、能古島でも記録があります。70年代に県南地域で1ヶ所、80年代に北九州市で1ヶ所(北九州の産地は個人的には疑問に思っている)の記録です。1990年代以降は3ヶ所、未発表産地1ヶ所の計4ヶ所しかありません。
現在、県内で確実に知られている記録上の産地はおそらく1ヶ所のみでしょう(未発表産地もどれだけ探しても今は見つからないので)。県内にはほとんどトンボ屋がいないから調査不足もあるので、今後見つかる可能性はあるとは思いますけど。
以前にも書きましたが、とにかく、この残る1ヶ所の産地は、色々あって今とても危ないのです。既知産地には行かない主義の自分ですが、これまた色々と事情があるので行ってきました。
立ち入り禁止の場所なんで、呼び止められてしまったのですが、腕章と県からの身分証を見せ説明したところ許可してもらいました。初めて身分証が役立ちました(笑)

久しぶりに訪れた池はだいぶ変わっていました。オオフサモが覆い茂って水面がほとんどありませんでした。大丈夫なんでしょうか?前からここはノシメトンボが他地域よりは多かったのですが、ノシメトンボ増えすぎでは?池の乾燥化が進んでる証拠なんじゃないの?と心配になりました。
ナツアカネ♂。
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かろうじて、コバネアオイトトンボを確認することが出来ました。
コバネアオイトトンボ♀。
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天気も悪かったし、あまりここに来ることはないから実態はよくわかりませんが、まさかこれ1頭だけってことはないとは思いますけど・・。ただ、池を見て本当に心配になってしまいました。
福岡県のコバネアオイトトンボ。行く末が心配でならんです。

10月は県内隅々まで調べたいのですが、私はいちサラリーマンでありますから、今の自分ではこの調査頻度が限界ですね。

オシマイです。

by bobtuck | 2011-10-22 18:41 | 久留米地区 | Comments(7)  

久留米地区 川散策 夏空

2011年8月13日
自分は今日からお盆休みです。と言っても、今回は帰郷しないのでトンボ三昧なお盆です。
幼い頃、祖母に
『トンボの背中には仏様がいるから、お盆にトンボを捕まえたらバチがあたるよ』
とよく言われていたことを思いだします。
自分は罰当たりなんでしょうか。

さて、今日も久留米方面へ行ってました。久留米方面は重点を置いています。
久留米方面は県内では過去のトンボの記録が多く残されている地域なので、現在との比較がしやすいのです。
地域のトンボ相が文献に記録として残されている。素晴らしいことです。
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平野がとても広がっていて、耳納山地には果樹園が多い。いつも思うのですが、久留米周辺は独特な風景な気がします。この地域で直感が働くようになるには、まだしばらくかかるでしょう。

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オナガサナエ羽化殻。
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タイワンウチワヤンマ♂。
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コフキトンボ♂。
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特に狙いの種もなくプラプラしていただけで、さらには朝から猛烈に暑かったため、早めに撤収することにしました。

オシマイです。

by bobtuck | 2011-08-13 17:28 | 久留米地区 | Comments(2)  

久留米地区 川散策 ホリデイ

2011年7月31日
7月も最終日になりました。
早朝に起きたのですが、かなりの疲労を感じてしまい、早朝からのトンボ探索は諦めることに。最近多忙だったので今日は早起きは無理でした。たまにはゆっくりしないと長生きできないっすね。

さて、久留米方面へ行ってました。
新しい川でのナゴヤサナエポイントを発見したいので、某一級河川へ。羽化には時期が遅いのはわかっていますが、場所を知っておきたいのと、岩にへばりついたままの古い羽化殻でも残っていないか?という淡い期待をいだいて現地へ。
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この場所に来るのは10年以上振りです。その時にワンドでキイロサナエとタベサナエを採った覚えがあります。当時はトンボはついでに採集していましたので、あまり喜んだ記憶はないのですが。
別のクソな思い出しか残っていないけど・・

見た感じ成虫がパトロールしそうな感じの場所な気がします。でもこれ以上下流へ下ったらあまり羽化に適してそうな場所はない河川です。
炎天下の中、護岸をくまなく探しますがオナガサナエばかりです。それも羽化して結構時間が経っている感じ。
オナガサナエ羽化殻。
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アオモンイトトンボ同色型♀産卵。
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羽化殻はオナガサナエが10個程度しか見つかりませんでした。時期を変えたらサナエ類は面白そうです。ナゴヤサナエも諦めたわけではありません。

マユタテアカネ♂。
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マユタテアカネ♀普通型。
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マユタテアカネ♀ノシメ型。
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やはり、県南部へ行くと普通型の割合が高くなっている感じがします。福岡市近辺のノシメ型出現率はやはり異常ではないでしょうか。

そういう訳でたいした成果もなく撤収しました。
目的の種というのがなくなってしまったので、心にポッカリ穴があいたような感じです。私はホームラン狙いが好きなタイプなんですが、今後は地道に県内の現在のトンボ相を調べていこうと思います。

おまけ。ニシキリギリス。
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オシマイです。

by bobtuck | 2011-07-31 20:19 | 久留米地区 | Comments(4)  

久留米地区 川散策 ラーメンマン

2011年7月3日
昨夜の更新後、急遽、友達と久留米にラーメンを食べに行くことになってしまい、朝は久留米にいました。
ので、そのまま昼過ぎまで川で羽化殻探しをしていました。

それにしても水量が多かったです。
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この場所では水上バイクで遊んでいる人がいるのですが、波が結構たってます。平日にも水上バイクに乗っている人がいるんでしょうか。だとしたら羽化するトンボが心配です。
でもアレ見ているととても面白そう。やってみたい。

さて、何故か目的のナゴヤサナエの羽化殻が見つかりません。
オナガサナエばかり。
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例年なら見つかるはずですが。原因は不明です。まぁ多分、河川敷に増水した跡があったので流されたのでしょう。オナガサナエの羽化殻も少ないですし。
せっかく新規開拓しようと広範囲で歩き回ったのですが・・。

ところで、前から思っていたのですが、オナガサナエやナゴヤサナエ、コヤマトンボなど流水性のトンボの古い羽化殻にはたまにとても小さなクモが入ってませんか?いつも同じ種類のクモです。あと繭のようなものとその幼虫も(何系の幼虫かもわかりません)。止水性のトンボ羽化殻では見たことありません。あれは何でしょう?羽化殻を住家にするクモや幼虫なんているのでしょうか。

さて、夕方には福岡市の自宅に戻ってきました。
福岡自然研究部の通称Shouエネ子女史から興味深いトンボ情報を聞いたので、現地へ直行することに。
調査の詳細については『福岡自然研究部のブログ』にそのうちアップされるかもしれません。(また丸投げでスイマセン)。エネ子さん、どうもありがとうございました。
いや~、夏って日が落ちるのが遅いから夕方遅くまで外にいることが出来ていいっすね。

オシマイです。

by bobtuck | 2011-07-03 22:40 | 久留米地区 | Comments(4)  

久留米地区 川散策 運切れ

2011年6月5日(上の記事からの続き)
場所をいっきに変え、久留米地区へ移動してきました。
ひょっとしてナゴヤサナエが羽化殻でもないかな?と思ってです。ちなみに福岡県のナゴヤサナエのこれまでの初見の最速は6月8日となっています。

今年は寒いので、まだ羽化していないと予想していますが、他のサナエ類の羽化の状況も知っておきたかったのでやって来ました。今年はほとんどサナエの羽化チェックをしてなかったのでどんなものかわかりません。天気もいつの間にか晴れてきました。

オナガサナエ羽化殻。
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オジロサナエ羽化殻。
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オジロサナエ♂羽化失敗個体。
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オナガサナエは普通だったらそろそろ羽化のピークのはずですが、わずか4個しか見つかりませんでした。ちょっと遅れているのでしょうか。

コフキトンボ♀。
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今日は久しぶりの野外ということで気合いが入っていたのですが、イマイチな成果でした。梅雨の時期は休日が雨だったら来年まで待たねばならないのが辛いとこです。
近頃調子が良かったのですが、先週・先々週と野外に出られなかったのでトンボ運が切れてしまったかも(笑)

オシマイです。

by bobtuck | 2011-06-05 20:39 | 久留米地区 | Comments(0)