<   2011年 02月 ( 6 )   > この月の画像一覧

 

福岡地区 川散策 福岡自然研究部の情熱

昨日のトンボ記です。

2011年2月27日
前日に心置きなくトンボ探しをしたため、この日はなかなかの疲労具合でした。
自分も30才を過ぎましたので、なかなか疲れがとれなくなってきているのでしょうか。心はまだ10代なんですが。人間ってのはこうやって年をとっていくものなんでしょうか。
この日は天気が悪いとの予報だったのでたまには家でゆっくりドラゴンボール改とONE PIECEを見ようとのんびり起床したところ晴れていました(さらにドラゴンボール改とONE PIECEはマラソンで放送されてなかった・・)。

そこへ福岡自然研究部の通称Shouエネ子女史から川で調査しませんか?との連絡があり、行ってきました。私はトンボ優先の生活ばかりしているので友達とも疎遠になってきて、さらに結構孤独な人間なんで、こうやって連絡をいただけると本当にありがたいのです。だから実は軍団山本にも感謝しているのです。

そういう訳で川に調査に行ってきました。福岡自然研究部の活動です!
キイロヤマトンボを狙ってまずはこの場所へ。
e0002314_22533575.jpg

すぐ上がいわゆる上流域ですが、パッと見は砂底で川岸に竹林が生えています。河川上流域でも砂底でキイロヤマトンボのヤゴが採れているとも聞きますし、念のため入ってみました。
しかし、この場所は他の水生昆虫すら全く入りませんでした。

少し小雨が降ってきましたが、場所を変えることにしました。
とにかくエネ子さんの情熱は凄いのです。河川工学の本まで読んでいるエネ子さんには頭が下がります。独自の考えも大変ユニークかつ斬新なものばかりです。
エネ子さんには今後、キイロヤマトンボの新産地を発見できる才能をひしひしと感じます。ですので、福岡のキイロヤマトンボの産地がどんな環境なのか知って欲しいため、既知産地へ行くことにしました。
e0002314_230962.jpg

現地に着いて、ちょっとがっかりでした。砂利採取が行われていたという看板がありました。前の大雨でだいぶ川がやられてしまっているのに、砂利まで採取されているとは・・。もしかしたらキイロヤマトンボも砂利と一緒に根こそぎ採取されてしまったかもしれません・・。
この川、トンボの楽園だったのに・・何とかならないですかね。このポイントはヨシ原も全部なくなってしまってます。このポイントのアオハダトンボとニホンカワトンボも消えたかもしれません。
私に力がないのが悔しいです。この川のトンボはある程度、印刷物に記録として残していますが、今のところ何も役にたっていないようです。

調査風景。
e0002314_23134576.jpg


アジアサナエ属sp.、オジロサナエ、コオニヤンマ、コヤマトンボ、ダビドサナエsp.、アオハダトンボ属sp.、コシボソヤンマが入ったのみでした。
e0002314_2316058.jpg

前日に味をしめて、携帯のカメラで撮ったらブレブレでした。天気悪い日は使えないっす(多分使いこなせていないだけでしょうが・・)。

数年前はこの場所はヤゴがわんさか網に入っていました。キイロヤマトンボも少ないながら入っていたんですけど。昨年はヤゴの確認は出来なかったけど、成虫はある程度飛んではいました。今年、来年あたりでどうなるか心配です。
この日の記事は福岡自然研究部のブログでも再アップされるかな?

福岡自然研究部は今後も楽しい活動をしていきます。まだシーズンオフなので成果はあまりないですが、シーズンになったらきっと何かしらの発見等ができると思います。楽しみにしてください。エネ子さん、今日もどうもありがとうございました。
オシマイです。

by bobtuck | 2011-02-28 23:44 | 福岡自然研究部  

福岡地区 川散策 砂底三昧

2011年2月26日
今日は心置きなくトンボ探しができる土曜日です。
天気が良かったので、朝から川へ行ってきました。明日は天気が良くないらしいので、今日は全力でヤゴ探しをすることにしていました。
今日の目的はキイロヤマトンボ探しです。場所は前から目星をつけていた川。この川で幼虫探しはしたことがなかったのですが、成虫探しの時に良い砂底があることがわかっていたので、楽しみにしていました。

現地に到着後、重大な忘れ物に気付きました!カメラを忘れてしまっていたのです・・・。
『今日は何かリュックが軽いな~』
とは感じていたのですが、よりによってカメラを忘れてしまうとは・・。
ですので今日の写真は携帯電話のカメラで撮っています。
e0002314_1916965.jpg

e0002314_19161859.jpg

砂底が素晴らしい場所です。網を入れても砂が網の穴からとろけるように消えていきます。川幅も結構あり、砂底が延々と続く。砂底マニアの自分には久しぶりに当たりの場所です。
ただ、問題は河川の周囲が開けていて、川沿いに竹林が全くないことでしょうか。

さっそく網を入れるとシマドジョウが沢山入ります。一網で3~4匹入るくらいシマドジョウがたくさんいました。
ヤマトシマドジョウ。
e0002314_2015631.jpg

スナヤツメは確認出来ませんでしたが、シマドジョウのこの数を見ると
『これはいるのではないか??』
と当然なってしまい、今日はこの地点オンリーでキイロヤマトンボ探しをすることにしました。

しかしですね・・
この川もヤゴが少ないのです。もともとトンボが少ない川なのか、あの大雨の影響がこの川にもまだ残っているのか。あまりこの川で調べたことがないし、この川についての過去の文献もほとんど見当たらないので詳しい理由はわかりませんが。
どうも県内の川のトンボは大雨以降で数が減っているように自分も感じます。

多かったのはダビドサナエ属、ミヤマサナエでした。
ミヤマサナエ幼虫。
e0002314_20253683.jpg

ダビドサナエ属sp.幼虫。環境から多分全部ダビドサナエでしょう。
e0002314_20255365.jpg

コシボソヤンマ幼虫。
e0002314_20263059.jpg

アジアサナエ属sp.幼虫。これはおそらくヤマサナエ。
e0002314_2027031.jpg

アオハダトンボ属sp.幼虫。
e0002314_20271868.jpg

シオカラトンボ幼虫。
e0002314_20312995.jpg

コオニヤンマ幼虫。
e0002314_20314463.jpg

結構な時間をかけたのですが、成果が非常に少なかったです。
コヤマトンボすら確認出来ず、アジアサナエ属も1頭だけ。
この川、変な川です。
途中から
『この川おかしいぞ?何か昔あったのか?』
『いないにしても、この砂底だったらどっかから飛んできて産卵することあるよな~』
とか思っていたのですが、砂底がいい場所ですので、どうしても諦めきれず夕方まで粘るはめに・・。
結局キイロヤマトンボを確認することは出来ませんでした。
この川は成虫で調べた方が見つけやすいかもしれません。

おまけ。スッポン。
e0002314_20403895.jpg

携帯電話のカメラでも問題ないっすね。防水ですし、これは使えるかも。
今回は例の腰痛の激しいヤツがきそうです・・
オシマイです。

by bobtuck | 2011-02-26 21:02 | 福岡地区  

福岡地区 池散策 いったな(腰が・・)

2011年2月20日
最初はサラサヤンマを探しに湿地に行ったのですが、湿地に珍しく鳥屋の人がいたので、ヤゴ探しの場所を池に変更しました。福岡の鳥屋さんとは過去にトンボ探しの時に色々ありましたもので、個人的には誰であろうと関わりたくないのです。

さて、池ではウチワヤンマのヤゴを狙うことにしました。池の水位が結構下がっていたので、チャンスありではないか?と思ったからです。
e0002314_2095223.jpg

ここでウチワヤンマの幼虫を探すのは久しぶりです。おそらく4年ぶりになります。
オグ・ライアンさん、懐かしいなぁ。今思うとオグ・ライアンさんとは仕事も含めて色々な場所に行きました。長く会っていないと懐かしくなるものです。
かつてのヤ部のメンバーは離れ離れになってしまいました。皆がいるうちにもっと調べておけば良かったです。

さて、探し方は、自分が入れる浅い場所から精一杯網を伸ばして、深い場所と思われる場所に網を入れ、ひたすら泥ごとすくうの繰り返しです。この池の底質はまるで粘土のようですので、泥ごと網に入れ、水中で粘土を漉し、ソーティングをするということをしますので、思いのほか時間をとられます。さらに泥の中では足が泥の中にはまってしまい、足を使って網をガサガサできないのです。
気がつくと5時間ほど、池でヤゴ探しをしていました。

5時間やってヤゴはこれだけです・・。
アジアサナエ属sp.とシオカラトンボとシオカラトンボ属sp.。
e0002314_20294488.jpg

このアジアサナエ属が入った時は『うぉー!ついにきたか!』
と興奮したのですが・・。
間違いなくそこにいるのに、確認することが出来ない・・。悔しいですね。

悔しいので昔ここで採ったウチワヤンマ羽化殻。
e0002314_2138955.jpg

こんなカッコイイヤゴがこの池のどこかに潜んでいる・・。
生きたウチワヤンマのヤゴどうにか自力で発見してみたい。

泥の表層ではなく、泥のかなり深い部分を掬うとドジョウが結構入ることに気付きました。これが今日の収穫です。きっとヤゴも泥の奥深くに潜んでいるのだと思う。

e0002314_20403593.jpg

お金があればゴムボート浮かべて○の場所で何回もエクマンバージを使えば採れるかな。

網で重い泥を何回も掬ったので、さらに普段使わない筋肉を使ったので(あまり筋肉ありませんが)きっと明日は腰痛間違いなしです。

オシマイです。

by bobtuck | 2011-02-20 22:03 | 福岡地区  

福岡地区 川散策 西のムカシトンボ

2011年2月13日
連休最終日の今日は遠出したくなかったので近場へ。どうも近頃、次の日のことを考えてしまうのです・・。
久しぶりに川の上流域に行ってきました。

目的はムカシトンボです。
自分は、市区町村の記録、その次にJISメッシュを優先しています。
ムカシトンボの福岡市の記録は早良区と南区にしかありません(1982年に西区から早良区、城南区が分割されて以降。ずっと昔は曲渕などは西区だったそうです)。
渓流が全くない博多区、中央区は可能性が限りなくゼロに近く、東区、城南区は生息していそうな場所がわずかしかありません。
西区は今宿野外活動センターや日向峠だと可能性がありそうだな?と思っていたので、昔入念に調べてみたことがあったのですが確認することが出来ませんでした。
今回は西区に前から狙っていた川があったので行ってみました。すぐ近くにニュータウンがある場所です。興味ある方は場所を推測してください。今はネットで簡単に地図が見れるので便利な時代になりました。
ニュータウンすぐ近くの場所ですので、調査するのをためらっていた場所であります。

山道には昨日の雪がまだ残っていました。
e0002314_20234980.jpg

こんな場所。
e0002314_2028377.jpg

見た感じ、成虫の産卵する植物も多く、
『こりゃいるな』
と楽勝を予想し網を入れることに。

しかし、網を入れると水生昆虫がやたらと少ないのです。サワガニばかりです。カゲロウ、トビケラの類が非常に少なく、多いのはモンカゲロウの仲間ばかり。ヤゴもほとんど入りません。

苦労しましたが、やっとの思いでムカシトンボを見つけることが出来ました。
ムカシトンボ幼虫。
e0002314_20334982.jpg

他のヤゴはオニヤンマとヒメクロサナエを確認したのみ(ヒメクロサナエは寒さのため手から落としてしまった)。
オニヤンマ幼虫。
e0002314_203814.jpg

今日は水が特に冷たかった。でも西区のムカシトンボを確認することができ良かったです。この産地は個体数が少なく細々と生息しているのだと思います。次の狙いは東区かな。東区は狙う場所はあそこしかないです。

この生息地は目の前までニュータウンが近づいています。ここのムカシトンボはこの先どうなってしまうのでしょう。

おまけ。カジカ。
e0002314_20433339.jpg

オシマイです。

by bobtuck | 2011-02-13 20:56 | 福岡地区  

福岡地区 川散策 第1回 福岡自然研究部会(仮称)

2011年2月11日
待ち望んだ3連休です!
この連休のためにウィークデーは耐え忍ぶ戦いをしていました。
さて、以前ご紹介したことのある福岡自然研究部。今日はその活動をしてきました。

福岡自然研究部の主宰である通称Shouエネ子女史、そして通称車エビ子女史に活動のお誘いを受けたのです。Shouエネ子女史には数回登場してもらっていますが、車エビ子女史は当ブログ初登場です。ついに車エビ子女史のベールも明かされる時がきました。
このお二人が福岡自然研究部の実質トップなのです。そして私は下っ端なのです(笑)。
さらに福岡自然研究部のブログも出来ました。リンクもしていますので、是非ご覧ください!
記念すべき『第1回 福岡自然研究部会(仮称)』になります!

先日、Shouエネ子女史が、とある川でのスナヤツメやヤマトシマドジョウの生息情報をリサーチしてきました。私はその川でトンボの成虫調査をしたことがあったのですが、リサーチ不足でスナヤツメとヤマトシマドジョウが生息していることを知らなかったのです。私の魂胆は、この2種がいるならキイロヤマトンボがいるかもしれない!他にもトゲナベブタムシとか残ってたらどうしよう・・。それとスナヤツメがまだ残っているのかというのも目的でありました。

今日の福岡はとても寒く、雨の降る一日でありましたが、この天気でも我々は行ってきました。
e0002314_20311095.jpg

e0002314_20311963.jpg

こういう場所です。昔、私が成虫調査で来た時は、グンバイトンボやミヤマアカネ探しが目的でした。

そういう訳で現地に到着後、カッパを着てさっそく調査を開始しました。とりあえず、網に入った種は全部捕まえて写真を撮るということをしています。
調査風景。
e0002314_20355984.jpg

胴長を履いて、網を入れて、捕まえた生物の写真を撮って、データをメモする。
・・・
まさに調査です。

この川は砂底が多く、いい感じなのですが、確認できた生物はとても少ないものでした。特にヤゴは少なかったです。3人で探しても生物が少ないものですから、何か根本的に少ない原因があるのかもしれません。

コシボソヤンマ幼虫(車エビ子女史採集個体)。
e0002314_20414925.jpg

コヤマトンボ幼虫。
e0002314_2042975.jpg

アオハダトンボ属sp.幼虫。
e0002314_20422864.jpg

アジアサナエ属幼虫sp.幼虫。
e0002314_20425241.jpg

オナガサナエ幼虫(車エビ子女史採集個体)。
e0002314_20433289.jpg

トンボ以外の生物については福岡自然研究部のブログをご覧ください。さらに、あちらには私は顔出しで出ることにしてます。長く私に会っていない方や、私の素顔を知りたい方、要チェックです。
今日は楽しい時間を過ごすことができました。調査はもちろん楽しいのですが、車内や調査中の生き物トーク等が一番楽しい時間ですね。お二人の熱意をひしひしと感じることができ、自分も身が引き締まる思いになります。
Shouエネ子女史には愛車をだしていただきました。どうもありがとうございました。
まだ始まったばかりの福岡自然研究部。暖かく見守りください。そしてモトヤチョップ氏、こっちに来たら参加せんといかんですよ。
オシマイです。

by bobtuck | 2011-02-11 21:03 | 福岡自然研究部  

福岡地区 池・川散策 生き様

2011年2月6日
昨夜も調子に乗って飲み過ぎてしまいまして魂がどこかに行ってたような・・。
帰宅したのが何時だったか覚えていません。当然、起きたのが遅くなってしまい、昼前から野外へ行ってきました。

まずは気になっていた池へ。昨年10月に行っていたです。
私の直感によると、どうもこの池は怪しい雰囲気がプンプンするので来てみました。
e0002314_19545083.jpg

ただ、写真のように池の水位が全く下がっておらず、網を入れる場所がほとんどありません。本当はあのヤナギ類が生えている場所をガサガサしたかったのですが。水中に入るのが難しく、しかたなく岸辺に網を入れていたのですが、多数のマツモムシが入る程度でした。
ヤゴはクロスジギンヤンマ。
e0002314_1957165.jpg

周囲は雑木林に囲まれ、水の透明度も素晴らしく、植物も豊富に生えている。どうしてもきちんと調べてみたい。
うーん・・何か対策を考えなくては・・。

さて、諦めて川へ行くことにしました。

キイロヤマトンボが点在する川です。
このポイントは調べたことがなかったのですが、砂底がいい感じです。
e0002314_2023390.jpg

ただ、川では川岸でカップルがご飯を食べていました。
本来であれば邪魔したくないし、自分を見られたくもないので、すぐに撤収するのですが、
『これが俺の生き様だ!よく見とけ!』
という訳で本気の網入れの動きをどこの誰かわからないカップルに見せつけてました。

しかし、今、冷静に考えれば、自分は変な人だったな・・

ヤゴはアジアサナエ属sp.、ミヤマサナエ、コシボソヤンマ、コヤマトンボ、アオハダトンボ属sp.で、どれも若齢のヤゴのみ。
e0002314_2052898.jpg

スナヤツメは沢山入りました。
e0002314_2064335.jpg

網に入るのはスナヤツメばかりでヤゴはほとんど入りませんでした。
このポイントにもキイロヤマトンボはいるとは思うのですが、確認できなかったのでまた来ようと思います。終齢サイズのヤゴが全く採れなかったのは何か原因があるかも(私に)。

帰りにゴマダラチョウのポイントへ様子を見に。
e0002314_2020264.jpg

e0002314_20201658.jpg

e0002314_20202991.jpg

改めてよーく探すと樹上には15頭程がいるようです。
逆に落ち葉では数頭しか見つかりませんでした。ここのエノキは川沿いにポツンと生えているエノキなので、吹きさらしが強く、落ち葉の幼虫達は飛ばされたのかも。幼虫が特に多かった落ち葉の塊が見事に無くなっていましたので。
とにかく、久しぶりに外でトンボを調べることができ良かったです。最近、時間に追われていたのですが、やはり外でのトンボ探しが一番です。
オシマイです。

by bobtuck | 2011-02-06 20:33 | 福岡地区