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福岡地区 川散策 夏が来る

2012年5月27日
最近、迷うんです。
一体、何から先に調べたら良いのか。
とか、そういうの考えてたら、毎年いつの間にか一気に季節が進行しているのです。
心が純粋な可愛い後輩(元暴走族だけど)が言うには、「春はいつでもトキメキの夜明け」なんだそうですよ。

この春、やっぱり思ったのは一人で広範囲をやるのは非常に厳しいということです。あの種もこの種も・・とやっていたら1つのポイントに滞在できる時間が限られてしまいます。そんなやっていたら、入念に調べることが出来ないですね。
早く開放されて、自由にやりたい。

ジュウシチホシハナムグリの見られる期間が一番好きなシーズンです。
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とかなんとか思っているのですが、今日は体力的に非常に厳しく、近場でのチェックまわりをすることにしました。
ホンサナエがどうなっているのか?と思って既知産地へ行ってみることに。
工事と大雨により、だいぶ姿が変わった河川に唖然としてしまいました。前からわかってはいましたが、河畔の竹林もなくなり、礫ばかりになってるし・・
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昔はこんなんだったのに(2007年)↓
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現在↓
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昔(2007年)↓
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アオハダトンボは健在でしたが(以前のこの時期に比べるとだいぶ減っている印象)、サナエ類はどれだけ探しても何も見つかりません。1頭、ヤマサナエかな?ってのが飛んでいっただけ。以前は個体数がとても多かったキイロサナエは全く見つかりません。当然、昔は行ったら少数は必ず見れたアオサナエもホンサナエも皆無です。
浚渫という行為は、ここのサナエ類には壊滅的な行為になったのかもしれません。まさか、ここまでサナエ類がいなくなるとは想像もしていませんでした。昼間時間がとれないので、実は夜にも自分はここ最近、この川に行ってたのです(オナガサナエの羽化狙いで)。いくら探しにくい夜とはいえ、サナエ類の羽化殻が全く確認できていないことが常に心にひっかかっていました。
現実を知ってしまい、悲しい気持ちになりました。このポイントのキイロヤマトンボも壊滅的だろうな・・

アオハダトンボ♂。
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アオハダトンボ♀。
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コフキトンボ♀。こんな場所にコフキトンボがいるなんて嫌な予感がする。
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場所を上流へ変え、前に今年キイロヤマトンボ幼虫を確認していたポイントへ羽化殻チェックへ。
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写真右側あたりにキイロヤマトンボが結構かたまってまして、羽化してるかな?と思って来てみたのですが、河畔の樹木が伐採されていました。羽化殻はまだありませんでしたので、伐採されたことで、ここならキイロヤマトンボの羽化を見つけやすいかも!(しかし、こんな場所、真夜中に一人で来る勇気は無い)

コヤマトンボ羽化殻。
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帰りがけに福岡市内でムカシヤンマ探しをしました。
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1ヶ所(上の写真)ムカシヤンマがいまして、発生源を探してウロウロしていましたが、どこにも全然水気がなかった。
アサヒナカワトンボ無色翅型♂。
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さらに、最初の川のあの状況を見てしまうと、室見川のアオハダトンボのことも気になってしまったので、寄ってみることに。室見川のアオハダトンボをチェックしに来るのは何年ぶりだろうか。
最初の川ではアオハダトンボがピークになってて、ニホンカワトンボはほぼいなくなっていたのに、室見川ではニホンカワトンボの個体数が非常に多かったです。
ニホンカワトンボ橙色翅型♂。
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ニホンカワトンボ淡橙色翅型♀。
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アオハダトンボ♂。
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アオハダトンボは健在でしたが、やはり最初の川に比べると、室見川のアオハダトンボは生息ポイントの狭さなどから不安定さを感じてしまいます。アオハダトンボは現在、県内では最初の川と室見川の2河川にしか残っていないので、何とかずっと生き延びて欲しいですね。

あぁ・・6月は祝日がないのか・・。

オシマイです。

by bobtuck | 2012-05-27 21:16 | 福岡地区 | Comments(4)  

筑豊地区 池・川散策 ぱみゅぱみゅ

2012年5月26日
先日、広瀬香美のオールナイトニッポンGOLDを聴いていたら、『きゃりーぱみゅぱみゅ』の歌が流れていたんです。
それ以来
「♪あん あん ああん あん きゃりーぱみゅぱみゅ♪」
というメロディーがずっと頭の中を駆けめぐっているのです。困った・・
ちなみに自分、きゃりーぱみゅぱみゅって人がどの人なのかわかりません。

そういう訳で(どういう訳か?)、微妙な天気の中、今日は嘉麻市方面へゆっくり出発しました。
ホンサナエを狙って川めぐりをしていたのですが、目星をつけていた川のポイントがことごとく堰を止めて湛水してるんです。きっと田植えとの関係があるのでしょう。
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ヤマサナエすら確認できない状態が続いたんで、川は諦めることに。
トンボではない、ある昆虫の生息地の情報を入手していたので、その昆虫がいる場所ならばオオイトトンボが残っているのかもしれない!と思ったので、行ってみることにしましたが、どの池なのかわからなかった・・

で、いつものように池や湿地まわりをしていました。
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イチョウウキゴケ。
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今日はほぼ成果なし!
時間と天気のせいもあったでしょう。また出直します。

サラサヤンマ♂。
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クロスジギンヤンマ羽化殻。
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クロスジギンヤンマ♂。
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オシマイです。

by bobtuck | 2012-05-26 23:28 | 筑豊地区 | Comments(2)  

北九州地区 池・川散策 まる投げエネコ

2012年5月13日
今日は朝からエネ子さんと北九州方面へ。
レトロな街で有名な北九州の門司へ行ってきました。福岡県最北端の町です。
昨日は最南端で今日は最北端と、我ながらよく動くものです。

しかしまぁ、今日は天気に恵まれなかったです。午前中はずっと肌寒い天気で、トンボもシオカラトンボくらいしか飛んでいませんでした。ですので、土地勘のない企救半島を知るために踏査をしていた感じでした。
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私のiPhoneをエネ子さんに駆使してもらって、池探しで半島中をウロウロしていましたが、『こ・・これは!』というような池にはなかなかめぐり会いません。
実は、クロヨシノボリでもいないもんか?という目的もあったので、池でのトンボ探しは諦め、少し怪しく感じた名もわからぬ小河川で網を入れてみることにしました(環境写真を撮ってなかった・・)。

チチブ。
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ヌマチチブ。
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ウナギ。
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トウヨシノボリ。
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アベハゼ。
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ミミズハゼ。
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イモリ。
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コオニヤンマ。
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河口域が案外面白そうな場所でしたので、
『ギンポを捕まえたいっす!』
とエネ子さんは長靴のまま、河口で網を入れていました。

突然、
『キャーー』
と叫び声がしたので、行ってみるとエネ子さんは足を滑らせ、長靴ごと水没しておりました(影で少し笑ってしまいました)

この一件でエネ子さんが気分をそこねてしまったため、ここでの調査は終了したのであります。

ですが、門司港名物の焼きカレーを食したところ、再びエネ子さんの機嫌が良くなったので、その後は北九州市内の某公園に行ってみることに。時間が夕方遅かったのですが、案外自然が残されていて楽しむことができました。トンボ屋さんと出会うことができたのは嬉しい出来事でした。

タベサナエ♂。
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某ブログにて永遠の少年と言われてる私ですが、今回は輪投げで遊んでおりました。
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その後は、博物館に用事があったのでダッシュで行ったあと、玄界灘沿岸の小河川を探しながらの現地踏査をしていたのでありました。

玄界灘に沈む夕日が綺麗なので、エネ子さんは撮ろうとしていましたが、夕日を撮ることに苦労していまして、『逆転の発想で撮る』と謎なことを言いながら撮っていました。

逆転の夕日
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なお、今回の更新はエネ子さん激務のため、残念ながら福岡自然研究部のブログでは更新されません。ので、久しぶりに自分が全部を担当しました。
また、福岡自然研究部のブログの更新が大幅に遅れていますが、どうしても忙しい時には更新が難しくなりますので、気長にお待ち下さい(我々はブログのために活動しているわけではありませんので)。

今回も昼ご飯を御馳走してもらい感謝いたします。なんか毎回おごってもらってると書いてるような(汗)
エネ子さん、どうもありがとうございました!

オシマイです。

by bobtuck | 2012-05-13 22:26 | 福岡自然研究部 | Comments(4)  

久留米地区 池散策 ゲーム

2012年5月12日
しかしまぁ、長野はいい選手です。自分はジャイアンツが嫌いなのですが、長野は走攻守全て本当にいい選手っすね。なにより、インタビュー見てても、いい人間ってのがわかりますね。

全く関係ない話題ではじまりましたが、今日は大牟田方面へ行ってきました。福岡県最南端の町です。滅多に行かない地です。一昨年、文献収集に来て以来になります。
ベッコウトンボの記録が何ヶ所かありますし、移植してからの現況の報告も聞かず、不明なので見に行ってきました。
土地勘が全く無い場所での池探しは大変でした。何回か間違えて熊本に入っては引き返すということをしていました(今は福岡にこだわってるので他県に入るとすぐに引き返す主義です)。

この池で2000年にベッコウトンボが確認されているようですが、現在のこの池の状況を見ると難しいですね。
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そして、今日もいつものように新規開拓の池めぐり。
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最近は県内隅々までトンボ探しをしていますが、隠された神の池って場所は簡単には見つからないようです。

コフキトンボ♀。
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ハラビロトンボ♀。
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クロスジギンヤンマ♂。
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ホソミイトトンボ連結。
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ホソミオツネントンボ♂。
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今は土地勘のない地ばかりの調査で苦労していますが、こうやっていくことは10年20年後の自分には役に立つでしょう(その時まで福岡にいるかわからんけど・・)。
こういうのはRPGのゲームみたいなものなので長期ビジョンで辛抱強く調べていきたいです。たまには召還獣を呼ばなくては!

オシマイです。

by bobtuck | 2012-05-12 21:01 | 久留米地区 | Comments(0)  

北九州地区 池・川散策 ラフ・メイカー

2012年5月5日
深夜に自宅を出発して豊前方面へ行ってきました。
今日の朝焼けはとても綺麗だった。
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さて、目的はベッコウトンボ探しです。
とにかくベッコウトンボが生息していそうな池をさがして、ひたすら池めぐりです。
もう他の担当の方も結構ネットで隠していないようなので、隠す必要もないみたいなので言いますが、自分は実は今度改定される福岡県のレッドデータブックのトンボを担当しているんですね。
で、ベッコウトンボに関しては色々な情報を特に得たいのです。新産地があるのか?過去の既知産地はどうなっているのか?あまりにも作業期間が短かすぎて、また、自分はいちサラリーマンだから休日が限られていますので全部は調べられないのですが、出来るだけきちんと調査もして現況を書いておきたいのです。個人的には、すごく大赤字なんですけど、きちんと調べて種を選定したいですね。昨年あたりから、特に貴重種にこだわって探していた理由はこれなんです。

早朝から20ヶ所程の池をまわって、可能性が最も高そうな池で成虫が飛ぶのを確認することに。この地区には案外ベッコウトンボ生息に適している池が無かった・・
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周囲にチガヤも多く、また海からも近いため、ここしかない!という池だったので双眼鏡でずっと眺めていたんですが確認出来ず・・(※自分は肉眼よりも双眼鏡で探す方が得意)。
実は早朝に近くのチガヤから黒いトンボが飛び出したのを確認していたので、期待大だったんですけど・・・。昼前に風が大変強くなってきて、トンボ類全体的に活発ではなかったです。

ホソミイトトンボ交尾。
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オツネントンボ♂。
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ヤマサナエ羽化殻。
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タベサナエ♂。
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スイマセン。調べることが優先なので最近写真は適当に撮ってます。

豊前市内の小河川で明らかにホンサナエという個体がいました。岩に静止しているメスを双眼鏡で発見したので、慌ててカメラと網をとりに車にひきかえしたのですが、遠方からの証拠写真撮ろうとしたら飛んで逃げられてしまいました。間違いなくホンサナエ♀だったのですが、何も証拠を得られませんでした。福岡県のホンサナエは危機的状況ですので、何としても確認証拠を得たかったんですけど。リベンジしたいけど、豊前地区は本当に福岡市からは遠い・・

さて、天気は良いのですが、昼過ぎには風が相当強くなりましたので、今日は早めに帰ることに。
というか実は、あのピクニカ共和国の園長である『由華子loved山本』から、朝8時頃にメールがきていたのです。
『おい、おれはもうだめだぞ』
と。
即返信(多分5秒以内)をしたのですが、返事がこないのです。

あの野郎、何かあったのか・・
トチ狂っていたらどうしよう・・

と一応心配していたので、帰りにピクニカ共和国に寄ることにしました。
電話すると
由華子loved山本 『おう何だソ○○※』 
私 『バカヤロー!今日の俺はラフ・メイカーだ』
由華子loved山本 『そうか、すまんラフ・メイカー』 
私 『寄るからな』
由華子loved山本 『何か珍しい生き物でも捕まえたのか?』
という訳でピクニカ共和国に着きました。

※軍団マメ知識1
ソ○○とは私の軍団ネームです。
※軍団マメ知識2
たまに私が調査中に捕まえた珍しい生き物をピクニカ展示用に持ってくるので、由華子loved山本は期待していたようです。

現れた由華子loved山本
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私『テメー元気なのか?あのメールは何だったんだ?』
と聞いたところ

・・・

・・・

・・・

『疲れていただけ』
との事。
まぁ、自分も散々、由華子loved山本に変なメールばかりしていますので、これくらいは友情の一部なのです。けど、実は結構心配していたのです。

さらには記事にしろ!とまたもや言われてしまいました。
GW中なので、ピクニカ共和国内も沢山のお客さんが来ていました。
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そいうえば、昨日のアサデス九州に由華子loved山本は津田さんと一緒にテレビに出ていましたね。

だいぶ昔、「ピクニカ来園時に受付で『トンボ観測を見てきた』と言えば大人100円、子供50円の割引きとしてくれるそうです。」
と書きましたが、あれから3年たった今でも、そういった方はゼロだそうです。言っていいんですよ!言ってもらった方が彼は嬉しいらしいです。

今回の更新のさいに由華子loved山本からまたもやメッセージがありました。
『あの頃はあなたに夢中でした』
(※身内ネタですいません)

最後まで読んで頂いた方、どうもありがとうございます。
今後も由華子loved山本の動向にも注目してください。
続く・・。

by bobtuck | 2012-05-05 20:06 | ピクニカ共和国の軍団山本 | Comments(12)  

久留米地区 川・池散策 気まぐれエネコ

2012年5月3日
エネ子さんと八女・みやま市方面に調査に行ってきました。

うな重を御馳走してもらいました!豪華!
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詳細は福岡自然研究部のブログにて!
エネ子さんは気まぐれな女性なので更新されるかは気分次第かと思いますので、ご注意を!

胴長・長靴をきちんと洗うエネ子さん。見習わなくては!
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おごってもらったうえに車も出してもらいました。感謝いたします。
どうもありがとうございました!

オシマイです。

by bobtuck | 2012-05-03 22:14 | 福岡自然研究部 | Comments(0)  

久留米地区 川散策 情熱の塊

2012年4月30日
昨日のトンボ記です。

たまに、トンボの写真を撮りたいとか採集したいからとかで、県内既知産地を案内もしくは教えて欲しいと問い合わせがあったりするのですが、私、そういう方の場合は今はほとんどお断りさせてもらってます。案内する時間がもったいないので。
こういうことは楽しちゃいけないと思うんですよ。そういう人は私が記録している文献を、どんな手段でもいいから自ら入手して、自分で産地を探し当てて欲しいと思います。そうでないと、色々な意味で進歩しないと思うんですよ。

さて、実は島根っ子氏が来福していました。
なんと、私の調査に同行させて欲しいと志願してきたのです。最近少ない勇気と熱意のある若者です。
産地を案内して欲しいではなく、一緒に調査をしたい!と願い出てくれたのです。しかも、彼は高校生の頃からこのブログを見てくれているとのこと。過去の記事のこともよく覚えていてくれたりして嬉しくなります。こういうことを聞くと、本当にやってて良かったと思います。
こういう情熱のある方は老若男女問わず大歓迎です。私は誰の挑戦でも受けるのです!

そういう訳で、この日はあいにくの天気だったのですが終日ヤゴ三昧だったのであります。
キイロヤマトンボの新産地を探してトモロッシさんも含め3人で久留米方面をウロウロしていました。

最初の場所。
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自分の探している福岡県の場合は堰の上流側にたまった砂で幼虫を確認したことがありません。砂底の場合でも網を入れてはいるのですが、全く確認することができないので、最近は堰にたまった砂で網はあまり入れていませんでした。関西方面では堰上流部でヤゴが確認されるようですので、島根っ子氏の本州での経験をもとに、この場所で網を入れてみることにしました。

調査する島根っ子氏。
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調査するトモロッシさん。
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『うぉー!』
網を入れてすぐに島根っ子氏の叫び声がこだましました!
オオヤマトンボでした。
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私も叫びました!
キイロヤマトンボ幼虫。
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トモロッシさんもかすかに叫びました。
スナヤツメ。
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コヤマトンボ幼虫。
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アオハダトンボ属sp.幼虫。
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コフキトンボ幼虫。
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モノサシトンボ幼虫。
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ミヤマサナエ幼虫。
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ここにはコヤマ、キイロヤマ、オオヤマの3種が生息していることになります。
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いきなりキイロヤマトンボの新ポイントを確認することができるという、幸先の良いスタートとなりました。

私の周囲にはヤゴの話で盛り上がれる話が出来る方が残念ながらいないので、島根っ子氏とのヤゴトークは大変貴重な時間でした。昆虫の同定はまずは直感でする!という同じ考えを持っていたので嬉しかったですね。ネットなどを見ると、彼が住んでいる関西近郊にはヤゴに熱心な若手が増えているようで、ヤゴまでやる人がほとんどいない九州に住んでいる者としては、とても羨ましいのです。
トンボ仲間であるトモロッシさんもヤゴ好きなのですが、ヤゴに関してはそこまで詳しくないのでヤゴの勉強会にもなったと思います。潔くヤゴがわからないと公言するトモロッシさんのそういうところが好きであります。生物屋には俺は何でも知ってるゼ!という、あの業界に多い見かけだましの人をこれまで多々見てきましたが(そういう人は少し会話しただけですぐにわかる)、自分はトモロッシさんみたいなハッタリをかまさない方が好きですね。

別の川に移動しました。ナゴヤサナエの幼虫狙いです。
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本州の方では浅い場所でも採れるようですので、経験のある島根っ子氏に砂泥状態のチェックと採り方を見せてもらいたかったのです。自分は何回もチャレンジしているのですが、どうしても採ることができていません。この川の羽化ポイントの柳が全部伐採されていたのはショックでした。今後、別の羽化ポイント探しも課題になりました。
ちなみに、福岡県のナゴヤサナエの幼虫は記録上は1960年に遠賀川水系でごく少数が採集されているのみと思われます。

調査するトモロッシさん。
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調査する島根っ子氏。
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場所的には島根っ子氏いわく生息地ドンピシャとのことです。こういう意見を聞くと、自分がこれまで狙ってきた場所が間違ってなかったんだ、と思うので、やはり他県の方と調査するのはいいもんだなぁと思います。

この場所一帯を3人で何時間掬っていたでしょうか。網を入れられる場所は全部入れたと思います。
ナゴヤサナエは残念ながら確認出来ませんでした。この川のナゴヤサナエはやはり川底深くに潜んでいるものと思われます。

タイワンウチワヤンマ幼虫。
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シオカラトンボ幼虫。
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コフキトンボ幼虫。
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オオヤマトンボ幼虫。
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アオモンイトトンボ幼虫。
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アオハダトンボ属sp.幼虫。
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せっかくだからこの日くらいはきちんと昼ご飯を食べましょう!(普段は時間がもったいないので食べない)と、ご当地の久留米ラーメンを食すことに。
ここで事件が発生しました!
ラーメン屋のお嬢さん(4歳)に鼻をほじるとこを見られたトモロッシさんが、『鼻くそのオジサン』と呼ばれだしたのです。鼻くそラーメンを食べる鼻くそオジサン。お嬢さんが私に競馬の馬券を持ってきたので、『8794』と書いてあげました。
まぁ、こんなエピソードはほんの鼻くそいたいな小さなもので、実際はもっと面白いことばかりでした。堅苦しいよりは、こういうふうに楽しく会話したり、車の中で変な動きをしたりしながら調査するのが好きなのです。私はあまり人見知りしませんし、島根っ子氏もヤゴに対しての熱い情熱を持っていましたので、すぐに仲良くなることができたと思ってます。

結局、この日は他にも何ヶ所かまわり、日没まで川に入っていました。島根っ子氏のおかげで、アオサナエの新産地も確認できました。最後の場所はスナヤツメもいたので、もしかしたら可能性があるかもしれません。

彼にとっては私との調査が勉強になったかはわかりませんが、少しは良い経験になったのでは?と思っています。何かを感じ取ってもらえたら・・と思います。
そして、ブログでは表現しにくい、九州北部のトンボの本当の実態が少しわかってもらったかもしれません。
彼には若さという武器がありますので、今のうちにどんどん全国の研究者と交流をして欲しいですね。これからもまた会う機会が増えるでしょう。こういう情熱の塊みたいな若手と触れ合うと、背筋が引き締まる思いになります。
ヤ部関西支部のキャプテンに任命しておきますので、是非ヤ部活動を頑張ってください!
本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

他についての詳細は福岡自然研究部のブログもご覧ください。多分○秘写真が出ると思います。
そして、全貌を知りたい方は島根っ子の自然観察ブログもご覧ください。究極の○秘写真とムービーが出るかもしれません。

オシマイです。

by bobtuck | 2012-05-01 22:14 | 久留米地区 | Comments(8)