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筑豊地区 川散策 ノンストップ

さて、日曜日のトンボ記です。

2013年2月9日
そのような訳で日曜日の朝起きたら、またピクニカ共和国で目覚めたのでした。
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今回はダチョウ小屋の補修を少しだけですが、珍しく手伝いました。

自分はいつもはピクニカの仕事を内勤以外は滅多に手伝いません。これはインパクト山本のプライドを守ってるのです。素人の自分は何もしない方がいいと思っているんです。
自分は何でもかんでもに首を突っ込みたくない派ですから。こういうことをするとすぐボロが出てくると思うんで。任せられる人には任せる方がいいんじゃないですかね。仕事もプライベートも生物関係もそうした方が効率が良くて、失敗しないんじゃないですかね。

さて、ピクニカをあとにして筑豊方面の川へ行くことにしました。河川中流ぶらり旅です。
良い砂底地帯がありました。
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オンガスジシマドジョウがとても多い場所でした。
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ヤマトシマドジョウやスナヤツメは全く網に入らなかったのですが、『この川幅でこれだけの砂底だし』と長時間調べてみることに。

コシボソヤンマ幼虫。
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ダビドサナエ幼虫。
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オニヤンマ幼虫。
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ダビドサナエ属sp.幼虫。
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後ろめたい気分でこの場所をあとにして川を登っていくと、巨大な堰がありました。もっと慎重に下見を行っておけば・・と後悔しました。

さて、午後からはノンストップで支流めぐりです。
ノスリがとても多い地域でした。
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この冬は鳥がとても多いと感じます。確か前の冬はとても少なかったような記憶があります。この冬、鳥が多いってことは今度の成虫シーズンはトンボも多いのではないでしょうか。

いろいろ巡った末にたどり着いた場所。
本当はもっと上流で網を入れたかったんですけど、巨大な砂防ダムがあり、侵入が難しかったので流されてくるムカシトンボ狙いで網を入れることに(実はアカザが一番の目的だったのですが)。
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ダビドサナエ幼虫。
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ニホンカワトンボ幼虫。
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ミヤマカワトンボ幼虫。
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ムカシトンボ幼虫。
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ダビドサナエ属sp.幼虫。
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これくらいの上流域が福岡のニホンカワトンボの上流域限界になるんでしょうか。

ヤゴの写真を撮っている時に、地元のおばあちゃんから声をかけられました。
その婆様の子供時代には、ここにアカザが沢山いてよく捕まえていたそうです。アカザのことを『ぎゅう』と呼んでいたそうです。こういう時に会う、人生の大先輩から聞く生物の地方名の話はとても面白いのです。

帰りの車内で、そういえばうちの親はデカいゴキブリ(クロゴキブリ)を「アマメ」、小さいゴキブリ(チャバネゴキブリ)を「カンノサネ」と呼んでたな~、ホオジロが「メジロ」で、メジロを「ハナシ」って呼んでたけど何でホオジロをメジロって呼んでたのかな~、海釣りの時に釣れてた赤いスズメダイのことを「アカピー」って呼んでたな~等々思い出しながら帰路に着きました。

そういう訳で連休2日目は終わったのです。
オシマイです。

by bobtuck | 2013-02-13 18:15 | 筑豊地区 | Comments(0)  

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